2004年09月25日

野生のイルカに出会う

★9月8日(水)パラオ:曇り★
睡眠時間はわずかに3時間くらいなもんだろうか。午前7時にダイビングショップへ電話を入れなければならず、重い瞼を辛うじてこじ開け起床。バルコニーにかかるブラインドの隙間から外を伺うと、なんと曇りであった…(-_-;)。抜けるような青空ならば、少しはテンションも上がるだろうと期待したのに…日本の方がはるかにいい天気であろう。ガックシ。

バディはなかなか起き上がらず、「ダイビング行きたくなーい」とベッドの上で抵抗している。気持ちは分かるが、きっとダイビングへ行かなければ、夕方まで寝てしまうだろう。それでは、わざわざパラオまで来なくてもよかったことになってしまう。「起きろーっ」とバディをたたき起こし、ウエットスーツやフィンやマスクをメッシュバックに詰め込み、水着とTシャツ、短パンに着替えて準備をする。しかし、動作がどうにもノロノロで、時計の針は既に8時を回っている。8時45分には、ホテルにある桟橋へ行かねばならない。パラオはボートダイビングが基本だ。空腹のまま乗り込むと、間違いなく船酔いしてしまう。酔い止め薬を飲むにしても、空腹は避けたいし、朝のバイキングも気になるところだ。時間はないが、食堂へ急ぐ。

すると、我々と同じく、ほんの数時間前に到着したはずの宿泊客らが、既に元気に食事を終えて、一服しているではないか。ダラダラしているヘタレ宿泊客は我々2人くらいなもんだ。恐るべし…。時計を見ると、食事ができる時間はわずかに5分しかない!ゆっくりバイキングの中身を吟味する時間はない。バディが慌てて確保してきてくれたロールパン1つとベーコンのソテー1枚をかじり、コーヒーをがぶ飲みして朝食は終了。走って部屋に戻り、メッシュバックをかついで桟橋まで走った。なんて慌しい休日なのだろう。

桟橋に到着した時はすでに集合時間の10分を過ぎていた。遅刻だ…と呆然としていると、利用するダイビングショップとは違うショップの人に「ボートの到着が15分ほど遅れるそうですよ」と言われる。走って損をした…パンをもう1つくらい食べられたではないか…と怒りがこみ上げてくる。

ボートが到着すると、若いガイドの兄ちゃん「カメさん」が笑顔でやってきた。これから3日間、世話になるので、丁重にあいさつし、いざボートへ。ボートには既に4組9人とスタッフ3人が乗っていた。我々のホテルは最後にピックアップしてくれるので、それ以外のホテルに宿泊している人々らしい。皆カップルで、会話が…ない(笑)。我々2人も既にヘロヘロだったため、すぐに眠り始める。

ボートはものすごいスピードで海上を滑り始めた。日よけの屋根はあるが、風をよける壁はないので、全身で風を受け止めることになる。最初こそ心地いいが、20分もすると体が冷えてくる。私は水着の上にダイビング用のTシャツを着ていただけなので、えらく寒い。やはりウインドブレーカーが必要だった。この日は持参しなかったので大失敗。まさかパラオまで来て寒い思いをしようとは…。

ホテルのある島から走ること50分。現地人のガイドの兄ちゃんが突如、

「イルカっ!」

と叫んだ。うつらうつらしていた私は飛び起きた。なぬっ!イルカだと!?ボートの先端に陣取って目を凝らすと、なんと野生のイルカが群れになって水面ぎりぎりの所を飛び跳ねながらグングン泳いでいるではないか。しばしボートはイルカとともに走る。この日、3年ぶりのダイビングだったため、カメラは部屋に置いてきたのだが、これまた失敗であった。

イルカとお別れして、さらに20分ほどボートは走り、ようやくこの日、最初のポイント「ジャーマンチャネル」へ到着。このポイントは、マンタとの遭遇率が高いことでダイバーの間では有名なポイントだ。とはいえ、近年、その遭遇率は落ちているというが…。

船上でのセッティングを終え、いざ海へ。3年ぶりのバックロールエントリーは気持ちいい♪海中へ入った瞬間、紺碧の世界に身を包まれる、あの感覚は言葉で言い尽くせないほどの快感だ。一旦海面に浮上し、呼吸を整えてから潜行。慣れてくると、ガイドロープがなくても肺のコントロールで沈むことが可能なのだが、3年ぶりで思うように潜行できず。少しでも緊張して、肺に余計な酸素があると、人間の体は絶対に沈まない。オーバー気味のウエイト(3キロ)を付けていてもだ。仕方なしにロープまで行き、ゆっくりロープをたぐり寄せるようにして潜行。水深5メートルくらいまで行くと、ようやく緊張が解け、あとはロープから手を離しても沈むことが出来た。水深10メートルくらいの海底に着底し、まずは深呼吸。口だけの呼吸にまずは体を慣らす。バディと私以外のメンバーは皆、水面で潜行せむと格闘していたので、しばし2人で海底散歩。中性浮力をキープしながら海中を漂うと、不思議と疲れから解放されるから不思議だ。

約50分の海中散歩を終え、ボートへ。約1時間ほどの休憩をはさんで、今度はすぐ近くのポイント「ニュードロップオフ」へ潜った。豪快なドロップオフは見ているだけでも痛快。棚には海がめやサメが優雅に泳いでいた。やっぱりカメラを持ってくるんだった。流れも強くなく、水温も30度とまるで温泉のようで心地よい。

9月8日夜めし夕方、ダイビングを終えホテルに戻ると、ウェルカムパーティーが開催されるというから、着替えて出掛けてみた。すると軽食と酒が飲み放題!これはラッキーということで、軽食を確保し、酒を持ってビーチへ。夕暮れが抜群に美しい。こんなところで、大沢たかおとビールでも飲めたら、どんなに幸せだろうとうっとり。酒を4,5杯飲んだら満腹となり、この日は夜の8時45分には就寝とあいなった。
posted by おたまじゃくし at 14:33| ☔| Comment(1) | TrackBack(0) | おたま雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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Posted by at 2005年03月07日 02:29
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